安城教会では、所属する各国のグループすべてが参加する「国際ミュージック・フェスティバル」を、毎年秋に開催しています。
このイベントは各国グループの交流を深める目的で始まり、内容の試行錯誤を積み重ね、今年9月29日の開催をもって10回目を迎えることができました。
毎年、企画の中心はブラジルグループが務めています。さらに各国グループが様々な形で協力し合うことで、歌を披露するだけでなく準備段階から私たちに一体感をもたらしてくれる、大切なイベントになっています。
フェスティバルの内容は、主に聖堂で聖歌を披露する第1部と、ホールで行うエンターテインメント色が強い第2部の二部構成です。昨年からは全体の司会進行を日本語・英語・ポルトガル語の3ヵ国語で行うようになり、多国籍なフェスティバルがより分かりやすいものとなりました。
今年の第1部は、こどもたちが軽快に歌う「Walk in the light」からスタート。フィリピン、ブラジル、ベトナム、中南米、日本の各グループが美しいコーラスを響かせてくれ、いろいろな歌を楽しむことができました。
各国料理がそろう昼食休憩をはさんで、第2部がスタート。ボクダン神父様のソロ曲がオープニングを飾ると、続くフィリピングループ、ブラジルグループの歌とダンスでは、会場が一体となるような盛り上がりをみせました。
「近年は減少が懸念されていた参加者も、今年は多く集まって良かった。これからも盛り上げていきたい」と、リーダーを務めたブラジルグループのエイケさんはじめ、みんなが喜んでいました。
安城教会広報委員 熊谷由布子