断食(大斎・小斎)

断食(大斎・小斎)

断食については、現在では完全に食事を断つというよりも、十分な食事をひかえることと考えられていて、以下のように「大斎・小斎」があります。

大斎と小斎を守る日は灰の水曜日と聖金曜日(復活祭直前の金曜日)です。

● 大斎

1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満60歳に達するまでのすべての成人が守ります。

● 小斎

肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって替えることができ、満14歳以上の人が守ります。

(大斎も小斎も、病気や妊娠などの理由がある人は免除されます)